「2024年第8回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム」は、競技ごとの分散開催で行われています。第二弾となる雪上競技は2月11日・12日に行われ、全国27地区からアスリート202名、コーチ71名が集まりました。会場は、アルペンスキーとスノーボードが「ピヤシリスキー場」、クロスカントリースキーとスノーシューイングが「なよろ健康の森」です。
SON・東京が選手団を送り込んだのは、アルペンスキー競技。丸山陽団長の下、アスリート14名、コーチ6名という陣容でした。会場となった名寄ピヤシリスキー場は旭川市の北にあり、日本のなかでも寒さが厳しく、そのかわり“極上のパウダースノー”として知られたところ。寒さ対策を万全にして臨んだ東京選手団&応援団でしたが、現地では2日間ともこれ以上ないというお天気で、トレーニングを行っている長野県のスキー場より暖かなほど。アスリートたちの緊張を和らげるのにも、一役買ってくれたはずです。
コースの斜度は相当なもの。予選を行った初日は、トラブルによって大幅に進行が遅れ、2本滑る予定が1本のみとなるハプニングがありました。そんな状況下でも、上級ジャイアントスラローム(4名)、中級ジャイアントスラローム(8名)、初級ジャイアントスラローム(2名)に出場した東京選手団のアスリートたちは、コーチのサポートと応援団の声援に背中を押され、日頃の練習の成果を存分に発揮してくれました。
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