スペシャルオリンピックス日本・東京を応援する会によるチャリティコンサートが10月9日(月・祝)、クラシック音楽の殿堂といわれる千代田区の紀尾井ホールにて開催されました。

「ブラームスはお好き、でしょ？」というタイトルを冠した今年のコンサートは、金子三勇士さん(ピアノ)、マーク・ゴトーニさん(ヴァイオリン)、鈴木康浩さん(ヴィオラ)、そしてプロデューサーでもある水谷川優子さん(チェロ)が集い、いつもながら素晴らしい演奏が繰り広げられました。当日は雨の降る寒い日ということもあり、入場の際は傘や上着のお預かりで、多少の混雑も見えましたが、退場時には、「素晴らしい演奏に心が震えた」といった声も聞こえるほど、多くの方に十分な満足感をお贈りできたようでした。

また、合唱プログラムとバスケットボールプログラムのアスリートが、花束贈呈と募金のお願いに参加したことも、本コンサートの目的を来場者に伝える一助となったはずです。

すべて、水谷川さんの優れたプロデュース力と、実行委員会の積み重ねてきた経験があったからこそ。来年開催予定というSON・東京創立30周年記念に向けたコンサートにも、大きな期待が寄せられます。