バスケットボール・プログラムが「7会場交流会」を実施

9月11日(日)、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、「2022年9月SON・東京バスケットボール交流会」が実施されました。アスリート約150名、ボランティア・ファミリー約100名、総勢約250名という地区大会に並ぶほどの大規模なイベントです。

開催の目的は、2つ。まずは、普段は7つの会場に分かれてトレーニングに励んでいるSON・東京のバスケットボール・プログラムのアスリートたちの親善交流。そしてもう一つは、11月に開催される「ナショナルゲーム・広島」に出場する選手団の壮行会および強化試合です。

内容は、ディビジョンごとのゲームを2試合と個人技能競技を行うという形でしたが、あくまで「親善・交流」が目的だったため、順位を決定するということはしませんでした。また、コロナウイルス感染症対策のため原則無観客とし、その他の幅広い安全性をも確保する、万全な看護体制を整えた運営となりました。

当日を振り返り、バスケットボール・プログラム委員長の古野庸一さんは、次のように語っています。

「夏休み明けのイベントということもあって、練習不足でのケガや熱中症を心配しましたが、大事に至るケガもなく、大いに盛り上がる交流会となりました。ゲームは白熱し、本気で笑い、楽しみ、悔しがるアスリートと、それを懸命に応援するファミリーの姿を見て、あらためてこのような交流会を開催することができてよかったと感じたと同時に、スペシャルオリンピックスの存在意義を確認することができました」。

計画の段階から当日の運営に至るまで、さまざまな苦労を乗り越え、このような大規模な交流会を成功させたバスケットボール・プログラム関係者の尽力には、頭が下がる思いです。「ナショナルゲーム・広島」に出場するアスリート、コーチたちにとっても、大きな励みとなったことでしょう。